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一般社団法人 P プラス キャリアは、すべての子どもたちが居場所を見つけ、自立し、新しい価値を創造できる未来を目指します。


〒211-0004 川崎市中原区新丸子東3-1100-12
かわさき市民活動センターNo.33

設立趣意書SERVICE&PRODUCTS

設立について

「寄り添う心を大切に」

外国にルーツある子どもの学習支援は、主にNPO団体や民間のグループ活動として、また各地域の国際交流協会等によって実施されています。しかし、学習支援を必要とする子どもたちは、近年、急速に増加し、支援の手が十分に届いていないのが現状です。

このような環境下にある子どもたちも10年後には社会の一員として職に就き、働き続けなければなりません。自ら考え、将来の夢を描きキャリアをデザインしながら、日本社会を支える構成員とならなければなりません。

そのような人材を育成するために学習支援とともに自立支援にも取り組むことが喫緊の課題だと気が付き、法人を立ち上げることとなりました。  

多様化が加速する中、日本の環境のみで育った子どもたちも外国にルーツある子どもたちと一緒に働き、社会を構成していくことを考るべき時がきました。

私たちは、すべての子どもたちが、自分で居場所を見つけ、自立し、新しい価値を創造することのできる世界をめざします。そのために私たちは、子どもたちの興味を活性化し、違いに触れることで気づきを与え、これからの多様な社会に必要な知恵を得る場を提供することを軸にコンテンツを開発する中、新しい講座を開講することに至りました。

2020年から小学校でのプログラミング教育必修化にともない、特に注目されているプログラミング言語、スクラッチ「Scratch」を取り上げます。スクラッチは、ビジュアルプログラミング言語の一つで、アメリカで開発されたものですが、すでに150ヵ国以上で使用され、40を超える言語に翻訳されています。

プログラミング教育は、外国にルーツある子どもたちにとって、日本語ですべての教科を学習する環境から少し離れ、身近と思える言語で理解を深めることができます。また、同じスタートラインに立って、同じ土俵で得られた知識や結果を互いに共有し、学ぶ喜びを味わうことができ、モチベーションアップにつながります。

今後、さらに雇用形態の多様流動化が進むにつれて、これまでに経験したことのないような大きな変化が起こることは、誰もが想像に難くないところです。その変化や世の中の出来事を観察し、細分化して順序立てて考えていく必要があり、まさにそれが、プログラミング的思考だと言えると思います。

コンピュータで制御された豊かな生活の原理原則を知ることは、これからどう生きていくか、「生きる力」を学ぶことにもつながります。ヒューマンスキルであるこの「生きる力」は、ますます加速度的に進化を遂げるであろうAI時代を自らの意志で自在に乗り越えていくために必要な力となります。  

自分の経験に加え、自身の強みや弱みときちんと向き合い、自らの人生を主体的に設計していくことが求められる時代になりました。将来に向けて理想とする自己を実現するために今なすべきことを考え、目標を立てて、可能な形で設計し、なりたい自分に近づくために、支援者と共に子どもたちの成長に寄り添い続けていきたいと願っています。                    

2019年4月1日支援者も共に
一般社団法人 P プラス キャリア
代表理事 小島 由美子


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「ロゴマークについて」

大きな幹は、なりたい自分に近づくためのキャリア軸を表します。
緑の丸い輪っかは、サポーターによる支援の輪です。
その輪が子どもたちの小さな緑の丸を温かく見守り包み込んでいます。
みんなでともに成長していく可能性を表現しています。



「P」 について

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「団体ネーミング」

PROGRAMMING" "PRACTICE" "PERSON"

これからのAI時代の象徴プログラミング (Programming)
実践/経験から学ぶ姿勢 (Practice)
一人ひとりが人生を設計していく時代 (Person)

個性を発揮しながら、未来を切り拓く人を育てます。


「いろいろな P 」

PASSION" "PROJECT" "PLAY" "PEERS"  + ”PURPOSE"

これらが、創造的な思考者になるための必要な要素と説いているのは、Scratchの開発者でMIT(マサチューセッツ工科大学)のミッチェル・レズニック先生です。

「子どもたちの情熱に基づいた計画遊び心をもって、仲間と協力して、取り組める機会を提供することで、創造的思考者が生れるのです。」
「その取り組みが、自分たちの暮らしにとって意味があると同時に、地域社会で暮らす人たちにとっても意味があると認識できることも大切です。」

まさにその通りだと感じ、プログラミングを初めとし、より多くのことに触れ体験することは、夢を描くための種まきであり、選択肢を増やすための最初のステップです。

たくさんの種を蒔き、芽吹いた選択肢の中から、自分が収穫したい”夢”という果実を想像してもらいたい。

そして、私たち大人とともに”夢”を育てる経験をしてもらいたい。

多くの子どもたちにそのような機会を提供できたらと心から願っています。







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一般社団法人 P プラス キャリア

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