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一般社団法人 P プラス キャリアは、すべての子どもたちが居場所を見つけ、自立し、新しい価値を創造できる未来を目指します。


〒211-0004 川崎市中原区新丸子東3-1100-12
かわさき市民活動センターNo.33

団体概要COMPANY

団体名
一般社団法人 P プラス キャリア
代表者
代表理事 小島 由美子
活動場所&連絡先
〒211-0004
川崎市中原区新丸子東3-1100-12 かわさき市民活動センター No.33
E-mail: pplusc.org FAX. 044-767-2960 
設立
2018年10月15日
役員
代表理事 小島 由美子
理事 木村 俊夫
理事 タン ワン チュン
取引銀行
三菱UFJ銀行、川崎信用金庫

経緯について

私どもは、子どもたちが自分の力でキャリアを歩んでいける世の中を創りたいと願っています。

【将来、自分の子どもに不自由させたくない】
【ライバルに負けない強い子になってほしい】
【子どもの夢をかなえてあげたい】

こんな思いをお持ちの方に、特にご参加いただきたいと思います。
誰も経験したことがなく先が見通せない世の中は、すでにそこまで来ています。

<外国にルーツある子どもの現状>
これまで、外国にルーツある子どもたちの学習支援に国際交流協会の職員として取り組んでまいりました。
外国にルーツある子どもの現状として、 

・家長であるお父さんは、0時前まで料理店等で仕事をしてから帰宅する。
・お母さんは、朝4時前、あるいはもっと早くには総菜やお弁当を作る仕事に出てしまう。
・子どもは、朝一人で起きて、不自由な言語が飛び交う公立学校に通い、うまくコミュニケーションが取れないまま友達もできず、勉強は常に置いていかれている。
・家庭は生活することで手一杯、日本語学校にも通えず、もちろん子どもを塾にも通わせることもできない。
・学習の支援に触れることができる子どもはほんの一部で、多くの子どもたちは支援の手が届かない。
・そのまま大きくなった子どもは、親と同じような仕事に就くことができればまだよいが、そもそも仕事に就けないままでいる。
・安定した職が得られず、非課税世帯となるか生活保護に頼らざるを得ない。

このようなループがあることを、肌で感じてきました。

<活動を通しての気づき>
子どもは半ば自分の人生を諦めているかのように悩み、その親は自分の子どもに対しての責任を果たせないと悩んでいます。
そんな中で私共が目指したものは、外国にルーツある子どもたちが自立すること。
自立とは、税金もしっかり納め、日本国民としての義務を果たしながら、自信をもって社会に居場所があると感じられることです。
一人ひとりが違うという多様性の中で、その違いに慣れながら、自分を発揮していってほしいと考え、活動を続けていきたいと願っています。

ある時、高校生ですが、外国にルーツある子どもの支援者の一人が、
「その子にあったヒントを組み合わせ寄り添いながら、小さな気づきを与えたいと思って苦慮する中、実は逆にその子に教えられ、その子から学ぶことも多いし、この活動を通して自分の人生の視野が広がった気がします。」
その時、多くの違いに触れることは、お互いに高め合える相乗的な効果があると大きな気づきをいただきました。

<第4次産業革命のインパクト>
今の世の中は、大きな変化が訪れようとしています。誰もが多様性の中に身を置く時代になってきています。
企業統合で外資系の企業に統合され、上司にも部下にも外国人がいる環境、お客様に外国人の方が増え、日本語だけでは接客も満足にできない環境、そして、住む環境も変わってきています。東京のある地域では、70%以上が外国人という日本人が少数派になっている地域もあります。

社会に出たら、年齢も出自も専門分野も何もかも違う人の中で、自分を発揮していかなければなりません。
将来のキャリアを見据えて多様性の中で学んでいくことや、居場所を見つけていくことは、もはや外国にルーツある子どもだけの問題ではなく、日本で暮らす子どもたち全員に当てはまることだと強い確信をもっています。

VUCAの時代>
特に今は、VUCAの時代といわれています。
曖昧で複雑で不確実で不安定の頭文字をとって作られたこの言葉は、将来が見通せない時代そのものを示しているように思えます。
今の子どもたちは、将来、全く役に立たないかもしれないことを必死に勉強している可能性があるのです。
平成のうちに24の仕事が厚生労働省のリストから削除されたように、夢を描いて頑張っていても、その仕事が既に存在しないことだってありえます。
今、起きていることを自分の目で見て考えて、判断していく力を養っていかなくてはならないのです。

10年前にユーチューバーと呼ばれる職業はあったでしょうか。AIの台頭も影響し、10年後に子どもたちがつく仕事のうち40%は、今、存在しない仕事だといわれています。
そんな社会情勢の中で将来を描く必要があるのは、外国にルーツある子どもたちも日本の環境だけで育った子どもたちも同じです。
これからは、時代の流れに目を向け続ける好奇心を子どものころから養うことが必要ではないでしょうか。 

<新しい価値を創造できる未来>
自分の子どもの未来を願う気持ちは、きっと親だけのものではありません。
社会全体で醸成していかなければなりません。
日本の環境だけで育った子どもと、外国にルーツある子どもを分ける意味は、もはやありません。

寄り添う、その子に合わせる、できたことを一緒に喜ぶ。
どこでもやっているようなことを、多様性と好奇心の中でやる。
そして、自信をもって生きていく力を育む。

子どもたちが居場所を見つけ、自立し、新しい価値を創造する未来に“夢”を描けるよう、私どもは、子どもの興味を開発すること、違いの中で気づきを得ること、これからの社会に必要な知識を得ることを軸にしたコンテンツの開発に邁進する中で、新しい講座を開講するに至りました。
それが、外国にルーツある(つながる)子どもたちといっしょに学ぶ「プログラミング教室」です。

一般社団法人 P プラス キャリアは、すべての子どもたちが居場所を見つけ、自立し、新しい価値を創造できる未来を目指します。

 






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一般社団法人 P プラス キャリア

〒211-0004
川崎市中原区新丸子東3-1100-12
かわさき市民活動センターNo.33

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FAX: 044-767-2960